よかった

自慢話です。
自己満足です。
帰り道、踏み切りの所でスリップして立ち往生している車が一台。
ツルツル横滑りして動けなくなっていました。
それは偶然にも、ついこの間、知り合いの車が故障して立ち往生したあの場所でした。
僕は会社の同僚から、家まで車に乗っけてもらっているところでした。

よし一丁行ってくるかな！
同僚「え？でも外は雪降ってて寒いよ。」
でもここは勢いつけて行かないと、後で後悔しそうだっから行ってくる！
同僚「...じゃあ、僕も行くよ！」

そうしてその車に近寄り窓をドンドン！！
中には号泣している大学生くらいのおねぇちゃんが一人。

ギアをローにしてゆっくりアクセル踏んでね！
行くよ！！

そうして同僚と二人で押しまくりました。
道はツルツルだから足も滑ります。

なんとか脱出に成功して前に出ると　おねぇちゃんはお礼を言いたいのか車を止めようとしました。

そんなのはいいから早く坂道を登って気をつけてお家に帰って！！

そう言うと、おねぇちゃんはニッコリして去って行きました。

同僚は雪道なのに裏がツルツルの革靴で来ていたので、押している時も車に戻る時も転びまくっていました。
でも...
同僚「寒かったけどいい事した後は気分いいね」

そうなんです！いい事した後は気分がいいんです！
押すのを躊躇っていた同僚にその気持ちがわかってもらえた事がとっても嬉しいんです。
それが今日の自慢話なんです。